2018年 02月 27日 ( 1 )

2月27日*川島刀匠の工房へ*

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昨夜は、備前長船 川島刀匠の工房へ伺いました。

実は、料理家である次女がマイサイズの包丁をオーダーし、昨夜はその包丁に焼き入れをする大事な夜でした。

焼き入れ前に、包丁の表面に粘土と砥石の粉を塗る作業、吹子の火起こしを「こいちゃん、やってみる?」と手ほどきを受けました。



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750度の温度を五感で感じる為でしょうか、真っ暗にします。火花がパチパチと舞い上がり、息をのむような神聖な時間が流れます。横にある水の温度も冬はお湯を足して調整され、お湯は、薪をくべ、火を起こし羽釜で沸かします。手の感覚も大事にされ、素手です。


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「ヤスキハガネの白紙1号は、750度の温度で焼き入れ。ヤスキハガネ青紙1号は、幅がある温度でもできる為、扱いやすい。ボクは、扱いにくいけど、ヤスキハガネの白紙1号で包丁を作りたいんです。だけど、扱いにくいからもう製造中止なんで、、」

「じゃあ、なくなったら?」

「今、白紙1号を確保してるけど、なくなったら、その時は、もうボクは包丁を作らない」

そう川島さんは、昨夜言われました。刀を作る川島さんですから、わかる気がします。

今、確保しているヤスキハガネの白紙1号から生まれる包丁を gallery 円山ステッチからお届けします。

展示会は、円山ステッチに白梅の咲く頃、3月2日から11日まで。

使うたびに、感謝の気持ちがあふれ、命をつないでくれる包丁なんです。

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毎日使うものだから、命をいただき、わたし達の命になるお料理を作る包丁だから、包丁は、川島一城さんのが、一番だと、そう思っています。

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2016年初個展の初日のギャラリートークをされる川島刀匠とわたし

by higurashia | 2018-02-27 22:05 | gallery 円山ステッチ   | Comments(0)

「gallery円山ステッチ」、「円山生活の会」、「円山マルシェ」主宰と冊子「日暮らし」を作っています佐野明子のページ。自然に囲まれた岡山の円山ステッチにて人と自然がとけあう暮らしの提案をしています


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