手にした真っ白なリネンクロスが、黄金色になった瞬間は、
わたしの周りに、たくさんの光が集まって輝いたと思う。
そして、「わー!」って、まるで子どものように。
ロウバイ、サンシュユ、春は黄色いお花からはじまるけど、
ミモザの黄色い花は、今の季節のわたし達を魅了する明るさがあるよう。
これからはじまる新しい季節は、不安や恐れが消えますように。
そんな事を思いながら、ミモザ染めを体験しました。
今日の会を準備してくださった「月の庭」のかわいさんのおかげで、ギャラリーにもふさふさのかわいいこが、よい表情で、ありがとう。みなさんも素敵な笑顔でした。
25日代官山での展示から帰岡された中野由紀子さんが、昨夜納品してくれたミモザ柄の硝子たち。今日に間に合いありがとう。
イタリアでは、3月8日はミモザの日で、国際女性デーにちなみ、ミモザの花束を送るとか。うやらましいですね。
わたしは、ミモザの花束はいただけないけど、まるで幸せの黄色いハンカチのように、たなびく景色に癒され、帰ってはこないよしおさんを想いました。
そして、会ではわたしが用意したお茶菓子の代わりのプレートをよろこんでいただけよかった。
凝ったことは、できないけれどお庭のディルやルッコラ、レモンバーム、そして、オオイヌノフグリ、すみれたちが演出してくれ、おいしくいただきました。
最後に感想を。草木染めは、植物からパワーいただけるのか不思議なくらいリラックスでき、すごい癒し効果がある気がします。さて、今日はこれで仕事おわり。明日は、撮影3本立ち会いで、打ち合わせも。明後日は、いよいよ搬入で企画展がはじまります。
だから、絶対風邪をひなかいように気をつけます。
また、草木染めもみなさんとできますように。3月は会えますように。
明子