20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて

20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_22392793.jpg







円山マルシェinてんまや scene6
〜佐野明子のちょっと贅沢で丁寧な暮らし展〜


20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_22403955.jpg

光がきらきらする日曜日、おかげ様で笑顔で終わりました。
実は準備に1年かけ、途中いろんなことがあったり、でもなんとか思いを伝え、様々な選択を積み重ねていきました。何度もレイアウト図を直し送り、チラシもバージョンアップし、岡山天満屋さんが全店上げて、各セクションからの応援がものすごかったです。社長さんも来てくれ、「次は何があるかワクワクしますね」ってレイアウトと展示に笑顔で。

実は、わたしはもしかしたらわがままかもしれませんが、お客様の立場になって、「わたしならこの方がうれしい」と、いろんなことを深い信頼関係のある担当責任者のAさんに伝えていきました。みんなとの連絡やりとりの携帯使い過ぎで指が今もしびれています。会場では、白に反射したのかライトでドライアイがひどくなり目に傷がたくさん出来てました。なんと、4日目は眼球に痛み止めの麻酔で会場に立ち、寝起きはまぶたが開かなくなりました。

でも、ジュエリー、竹かご、バック、ガラス、焼き物、花苗など作り手の方の苦労に思えばわたしたちの作業は比べ物になりません。みんなしんどいのに、ひたむきで。パンやスイーツやお弁当なども寝る間をおしんでいいものをと。そんな作り手には、頭が下がります。それでもさらに自らハードルを上げてくれるメンバーたち。三ヶ月どこにも行かないで針をもったまま倒れてしまうのでは?と笑いあった子がいます。その子は「百貨店は比較する色が何色かないといけない」そう言って品数が減った販売台に差し色の作品数点を作ってきて感動しました。その作品は最終日「明子さん!あと1つだけになりました!」そう言ってきたから、手を出さないで見守ることに。するとラスト1時間で「完売しました!」と、目を輝かせて小走りにカフェブースまできました。見るとそばで円山の顧客様がカウンターでkoito のドリンクを手にほほえんでおられました。「あれ?海外に行かれてたのでは?」 「チェコやら、ありこち。でもやっとこれたら、よかった」。胸には、わたし愛用「祈り」のお揃いのペンダントです。もう、心からうれしくて、うれしくて。こんな瞬間が幾重にも重なりあい、全部伝えきれません。わたしの話しで突然ぽろぽろ涙を流された初対面の方。きっとこれがご縁なんですね。これからの人生たのしいに違いない。そんなこんなが、縫い逢わされたような6日間でした。



怒濤の撤収は阪急でも手伝ってくれた『円山生活の会』会員Kさんがが積みきれない荷物とわたしと「明子さんのドレスも」とおうちまで運転も。でも帰り道、こう言った。「明子さん、まだ7時じゃが、阪急は9時までじゃったし、まだいけそうじゃなぁ。あ、今日は売上いった?」傍らには、天満屋の袋に高額のものが何点も。6日間、ボランティアしてくれた会員さんがふたりも。おうちにたどりついたら、みんなのことが心配になってきて、ちゃんとごはん食べたかなぁ?腰を痛めてないかなぁと。

結局、このわたしが一番たのしんでしまいました。ありがとうございました。


 ディレクション 佐野明子



20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_22484831.jpg




20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_22422968.jpg




20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_22430049.jpg




20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_17475825.jpg




20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_22472831.jpg




20190415円山マルシェinてんまやscene6 終えて_d0145345_22471049.jpg






by higurashia | 2019-04-15 21:36 | 円山マルシェ | Comments(0)

「gallery円山ステッチ」、「円山生活の会」、「円山マルシェ」主宰。自然に囲まれた岡山の円山ステッチにて季節の声に耳を澄ませて本当の意味での豊かで癒される暮らしを提案しています。


by higurashia