新年になり、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?大晦日も夜勤で、病院で元旦を迎えた顧客さまもいらして、尊い命と向き合っておられることに、頭が下がります。13日には、円山ステッチに来てくださると次女にメッセージをいただき、次女もはりきっております。新しい年を迎え、気分一新になっているわが家です。
元号が今年の5月に変わりますが、皆さまは、どんな「平成」でしたか? 実は、平成元年の6月に結婚したので、こちらのお重箱は、平成になって、すぐにわたしが求めたものなんです。
家庭の味を大切にして、わたしを育ててくれた母の影響で、お重箱やお椀は、わたしにとって憧れのお道具。早くに父を亡くしましたので、お正月をあたたかに迎えられる家庭を作りたかったのですね。
そして、凝ったものや珍しい料理はないですが、今年のわが家のお節です。娘も大晦日は台所に立ってくれ、それが一番うれしかったです。
今年、仲間入りした赤木さんの赤いお椀。左手は、倉敷ガラスの眞三先生の角瓶と博多水引のボトル飾り。そして、写真の水引きの箸置きは元旦だけ使います。
せっかくなので、白ワインを入れてたのしんでいます。
そして、せっかくなので、こちらの佐野家定番の赤木明登さんのぬりものでいただきました。赤木さんのセンス溢れるプレートだと思います。
こうして、お顔の見える「ほんとうの意味の豊かな暮らし」をこれからも考え、心が満たされる瞬間を積み重ねていきたいと思います。
1日では出来ないので、少しずつ、少しずつですが。
お正月のお花は買わないで、庭の水仙を添えましたよ。円山ステッチに暮らせることに、感謝しているとよしおさんに届きますように。
わたしにいろいろ教えてくれた亡き母にも届きますように。
今年は、節目の年なので( 年齢的に!)、心新たに、今、決まっている仕事をやりとげたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
佐野明子