「よしおさんが好きだったから」。
13日に祭壇にパンをお供えしてくださったYちゃん。おっきなパンで、びっくりしました。
今朝は、そのパンが、モーニングセットになってた佐野家でした。野菜のデップが優しい味で、5月の庭を眺めながら、つかの間のゆったりタイムです。家族が朝ごはんの時に揃うのも珍しいことなので、パンを焼いてくれたYちゃんのおかげだなぁと、幸せな気持ちでした。
実は、昨夜は片付けをしていたら、1時を回り、頭が冴えてしまい、眠れなくなりました。こんな時は、2時を軽く過ぎてもまだ、あれこれ考えてしまう癖があるので、自分の体力や年齢を考えると、いけないなぁと思って、勤務時間の変更をしました。それで、朝は、ゆっくり過ごせたわけです。
実は、不思議なことがまた、重なりました。昨夜、眠れなくなり、友人のFBの投稿を見ていました。一番印象的だったのは、「芍薬の花をいただきました」というしゅうこさんの投稿です。芍薬は、とても惹かれる花です。ターシャの庭にも立派な芍薬があります。わたしの庭にも淡いピンク色のものがあるのですが、切るほどはなく、しゅうこさんの投稿を見て、いつか庭に切れるくらい芍薬を育ててみたいと思いながら、眠りについたのでした。
そして、16日の朝。いつもよりゆっくり二階の部屋で過ごし、下に降りると、9時台にお花をお客様が届けてくださいました。花束の中に、芍薬が入っていたのです。写真でみた濃いピンクの花でした。昨夜は、ガーベラの入った花束もいただき、水揚げをして玄関に置いて、朝の明るい時に生けようと決めていました。せっかくいただいたのを光のいい具合の時間帯に写真に納めておきたいし、なにより、長持ちさせないと申し訳ありません。ほんとうにお花は、一本も買いにいけなく、準備や掃除に明け暮れていて、ギャラリーがお花に埋まるくらいな感じになっていて、よしおさんのうれしい顔ばかり浮かんでいます。
そして、またうれしい出来事は、重なりました。「おかあさん、kさんからお花が届きました!」大輪の白い芍薬が紫陽花やトルコキキョウ、ユリとアレンジされていました。今日の朝の1時間くらいの事です。芍薬を思い、気持ちを寄せていて、芍薬の妖精が舞い降りたみたいでした。
その事を誰かに言いたい。強く思いました。そして、時間は、13時になり、開店時間を迎え、同時に車の音がしたのですが、そこには、また花かごを抱えた女性がいらして、白い花々の中に、淡いピンク色の芍薬が、上品に佇んでいたのです。
なんて、幸せの連鎖でしょうか。幸せ過ぎます。目の前にいらっしゃる贈り主の女性たちに、わたしは、もちろん伝えました。昨夜の写真、今朝のお客様と宅配便の芍薬の話を。
わたしは、いつもうれしい事があると誰かに話を聞いてもらいたくなる性分なので、こうして文章にもしているのですが、もうお一人お伝えできた事は、予想外でした。
今朝、宅配便で、白い花かごを送ってくださった、きみえさんが、お嬢様とお線香をあげに来てくださったのです。
幸せの連鎖が続いています。明日、最終日は、また片付けもあるし、実行委員の方と打ち上げも予定しています。「今日は、早く寝なさいよ」。よしおさんの声が聞こえたので、素直にそうしたいと思います。
でもどうしたら、この御礼ができるのでしょうか。わたしは、どんな人生をいけばいいのでしょうか。いきたいのでしょうか。