今日は、お正月なので着物で円山にある臨済宗の禅寺、曹源寺に行きました ♪
床の間には、ダルマのモデルと聞いています達磨大師さまのお軸に松の格花。背筋が、しゃんと伸びるような清々しいしつらえ、いいですね。
そして、11時からの本堂での祭典に参加しました。
お正月には、決まって掛けてある「修正」、意味を忘れましたが、新年なので心を正しく修正するということでしょうか?
わたしは、古美術品も拝見するのが好きなので、猫足の漆の台に、いつも惹かれながら撮影。そして、紅白の熨斗袋の「御供」をお供えして、手を合わせました。
下の写真は、祭典が始まる前の風景です。副住職さんが準備されていました。
今日は、原田ご老師のありがたいお話をたのしみに、150人くらいの方が、座られていました。原田ご老師のご人望が伺えます。わたしも原田ご老師を心から尊敬しておりますし、毎月の祭典は心の支えとなっています。
12時からは、方丈の間に場所を変え、竃で蒸されたお赤飯と具沢山のけんちん汁、金箔が浮かぶお酒もいただきました。たくさん準備して下さり、ありがたい限りです。
そして、お茶室でのお茶席へ。
一席目に出遅れ、40分くらいストーブを囲み、二席目までの時間に、新しいお友達が出来ました。しげこさん、ご一緒して下さりありがとうございました。
毎年1月は、原田ご老師がお家元の「備前御家流」のお席で、縁起ものの達磨さんの席カードがうれしい。なんだか、ほっこりしますね。ひと手間かけられた心遣い、勉強になりました。
お菓子は、長谷川さんの「笑くぼ」。もっちりした生地で、大変美味しくいただきました。
お茶碗、お棗も素晴らしくて、説明をお聞きいたしました。備前御家流の先生は明るくて、場を盛り上げられるお話なので、とても楽しいお茶席でした。
撮影もさせていただきました。
蓋置きやお茶せんは、青竹。煙草盆も素敵。
お茶室への渡り廊下の手すりも青竹にされたのは、偶然でしょうか。緑色に清々しい気持ちになれ、ありがとうございました。
ゆっくり起きたから、わたしの方は、ちゃんと出来てないけど、「似合ってる」って、たくさんの方から、お声かけいただいて、着物を着て来てよかったです。帰ってから、写真を見て、着こなしは毎回がっくり。上手くなりたいなぁと、思います。ホント。。
早速、和ダンスから、違う着物を取り出したところです。
今日は、参加出来てよかったです。お正月らしい雰囲気の曹源寺は、みんな笑顔で、ごはんもお酒もいただき、和やかなひと時でした。わたしは、昨年の曹源寺の3日の行事も毎回参加の皆勤賞で、やれば出来るかもと、ぷち修行中です。
こうして、元旦から3日間、円山で静かに過ごす中で、心を整えています。近くに、素晴らしい禅寺があって、ホント幸せです。
着物、今年は、もっと着たいと決めました。上手になりたいなぁ。