ていねいな暮らしの道具展-2

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今日はよいお天気でした。お向かいの山に子ども達がきて、栗拾いをしているようでした。
お天気がよくて良かったですね。夕方曹源寺までお散歩に行ったのですが、途中で人参草を見つけましたよ。うす紫色のベル達がたくさん、おしゃべりしているようでした。

さて、今日はわたしの憧れのものを紹介します。秋田杉の曲げわっぱです。

きれいですねー。いいですねー。ほしいです。おひつは祖母が残してくれたものが二つあるのですが、何しろ大きすぎて、毎日使うわけにはいきません。曲げわっぱのおひつがすごくほしいなぁと思い続けて、かれこれ7、8年。今年はニットを一枚がまんして、買っちゃいますかね。。
3合と5合のおひつが入りました。お弁当箱は楕円のものが入っています。どちらも大館の九嶋曲物工芸さんのものです。

この秋田杉の曲げわっぱですが、400年前に始まった伝統工芸なのです。
炊飯器が出来て、保温ができる便利な世の中になって、家庭からおひつが消えていきました。
こんなにすばらしい伝統工芸なのに、もっと使うべきなのではないかなぁと思いませんか?
わたしは炊飯器が大の苦手アイテムで、ご飯はガスで炊いて育ててもらったので、今もご飯は厚手のお鍋で炊いています。保温機能はないけれど、コードのついたものより、植物、土、鉄、硝子、琺瑯などで出来たものを使い続けていきたいなぁと思っています。
そういうものを普段の暮らしの中で使うことによって、心が落ち着いたり、幸せな気持ちになったりするからです。

100円でザルも買える時代。。さみしいなぁと思います。
ザルは竹が使いやすいです。岩手の篠竹のザルは楕円形なので、テーブルに出しても納まりがいいですよ。やっぱりおいしそうにみえることが、大事ですね。

10月29日からの「ていねいな暮らしの道具展」、お楽しみにおいで下さいませ。
by higurashia | 2011-10-20 18:44 | 円山マルシェ | Comments(0)

「gallery円山ステッチ」、「円山生活の会」、「円山マルシェ」主宰。自然に囲まれた岡山の円山ステッチにて季節の声に耳を澄ませて本当の意味での豊かで癒される暮らしを提案しています。


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