ていねいな暮らしの道具展-2
2011年 10月 20日
今日はよいお天気でした。お向かいの山に子ども達がきて、栗拾いをしているようでした。
お天気がよくて良かったですね。夕方曹源寺までお散歩に行ったのですが、途中で人参草を見つけましたよ。うす紫色のベル達がたくさん、おしゃべりしているようでした。
さて、今日はわたしの憧れのものを紹介します。秋田杉の曲げわっぱです。
きれいですねー。いいですねー。ほしいです。おひつは祖母が残してくれたものが二つあるのですが、何しろ大きすぎて、毎日使うわけにはいきません。曲げわっぱのおひつがすごくほしいなぁと思い続けて、かれこれ7、8年。今年はニットを一枚がまんして、買っちゃいますかね。。
3合と5合のおひつが入りました。お弁当箱は楕円のものが入っています。どちらも大館の九嶋曲物工芸さんのものです。
この秋田杉の曲げわっぱですが、400年前に始まった伝統工芸なのです。
炊飯器が出来て、保温ができる便利な世の中になって、家庭からおひつが消えていきました。
こんなにすばらしい伝統工芸なのに、もっと使うべきなのではないかなぁと思いませんか?
わたしは炊飯器が大の苦手アイテムで、ご飯はガスで炊いて育ててもらったので、今もご飯は厚手のお鍋で炊いています。保温機能はないけれど、コードのついたものより、植物、土、鉄、硝子、琺瑯などで出来たものを使い続けていきたいなぁと思っています。
そういうものを普段の暮らしの中で使うことによって、心が落ち着いたり、幸せな気持ちになったりするからです。
100円でザルも買える時代。。さみしいなぁと思います。
ザルは竹が使いやすいです。岩手の篠竹のザルは楕円形なので、テーブルに出しても納まりがいいですよ。やっぱりおいしそうにみえることが、大事ですね。
10月29日からの「ていねいな暮らしの道具展」、お楽しみにおいで下さいませ。