裕子さんのおうちの釘煮。
2015年 04月 06日
関西出身のお客様からご実家特製の「いかなごの釘煮」をいただきました。
「明日からまた冷えるので一杯してください」って。
家族で大好物なのだけど、今年もわたしは釘煮に挑戦できなく、
かき揚げや酢の物に終わってしまった。
クウネルで読んだ話だと、垂水では毎年2月も半ばを過ぎると
人々はそわそわし始め、いざ解禁となれば鮮魚店に長い列を作るそう。
街は、いかなごを炊くお醤油と砂糖の甘辛い匂いに満たされ、
大量につくったそれを親戚や友達に配るのが恒例行事らしい。
その季節をたのしむ郷土料理ってなんていいのだろう。
食べる人のことを思いながら、作る人もたのしい時間に違いないと思う。
来年こそは釘煮をはじめてみよう。
いつか上手に出来るお母さんになりたいなって思ったのでした。