夏雪かずら
2014年 09月 04日
「これは、なんていう花ですか?」
今年、一番たくさん聞かれた花です。
夏雪かずらといいます。
椿の木があり、それにからんでいってくれるといいなと思い、
2年前に小さな苗を植えたものです。
名前のように、夏に一面真っ白に花を咲かせます。
秋には、一部黄葉しました。
そして、冬は落葉し、また春になると芽吹いてきます。
夏雪かずらは、生命力あふれる植物のようです。
椿の木から隣の物干棹までどんどん手を伸ばして、
とうとう軒下までこんもり茂みをつくっていきました。
これには、みなさんびっくりされて、わたしが、誘引したと思われていたようです。
ちょうど杏の小屋の周りの夏の日差しよけを考えていたので、助かりました。
それで、緑のトンネルのようになってしまいました。
その上、元気な夏雪かずらは、垣根をハイハイし、
知らないうちに、お隣のおうちまでおじゃましてしまっていたのです。
けれど、お隣の奥様は、
「植物の下をくぐるのに憧れてるから、利用させていただきます」と予想外に喜ばれてる様子。
その事を夫のよしおさんに言うと、
「ご近所付き合いだね」と微笑ましく思ってくれているようです。
今年の夏、一番聞かれた花の話題でした。