お月さま思い、今宵こいも煮る
2013年 09月 13日
この前、不思議なことがありました。
寝る前によしおさんが「観音寺(香川)にうまい出汁のうどん屋があった。明子にたべさせたいなぁ」そういいました。二人で近いうちに高松(香川)に行く予定なので、わたしは観音寺は無理でも「いりこ買いにいきたいな」そう、答えたと思います。そのあとは、覚えてないので、ストンと眠りについたのでしょう。
「念ずれば花ひらく」この言葉が好きですが、念じていたわけでもないのに、朝起きて、メールがきて、「今日、展示会にいきますね」って奉還町のYさん。市場で買ったいりこをおすそ分けに持ってきてくれました。わたしもよしおさんもこのタイミングに驚くやらうれしいやらで、出汁まで待てずにその場でむしゃむしゃ食べてしまったほどです。なんで知ってたんだろう。いりこのこと。
今日はこいもを買ってきました。
昨日のお月さまがとってもきれいだったから。いりこがおいしいから煮っころがしにしよう。
満月の19日までまであと6日。
こんな句をみつけました。
「三日月の頃より肥ゆるこいもかな」 正岡子規
にぼしの日から不思議なことが3日続きました。
パンを思っていたら、奉還町のマーケットのパンを朝、打ち合わせに来てくれたMさんが持ってきて下さいました。その上、夕方打ち合わせにきてくれた Iさんからもパンがとどきました。朝のパンがなくてホットケーキが続いていたので、パンのストックができました。ありがたすぎます。
そして、今朝、ふと庭にでてみると円山のTさんからいただいたホトトギスの葉の裏っかわに小さなにケムシがいました。ケムシを退治してホトトギスのお世話をしました。秋の草花を今度の会に活けたくて、うちにないワレモコウを思いました。下の道沿いのお宅にそればそれは見事に咲いているからです。
それから少しして、楓の小径の方からわたしを呼ぶ声がしました。ホトトギスのTさんです。手にはオバナ、白のヒガンバナ、タデの花。そしてワレモコウです。
「今、下のお宅からいただいてきたので」と半分くださいました。わー、すごい。実はTさんには、Iさんの働くお店のパンを買ってきてお持ちしていたのですが、今日はそのお礼にも来て下さったのです。
ワレモコウ、お水にしっかり漬けて日陰に移しておきました。18日まで待っていてくれますように。
いい感じに、こいもが煮えました。飛龍頭もふっくらとできました。
今夜もお月さまが、とってもきれいです。
伊吹島のいりこ、美味しいです!
島にも行ってみたくなりました。