コップをあいする会
2012年 08月 18日
撮影・編集 / yoshie
朝おきたら、コップでお水を飲みます。そしてその次に酵素シロップをコップで飲みます。
朝ご飯のあとは豆乳を飲んで、午後は氷がカラカラ楽しいアイス珈琲を楽しみ、夜はお酒を同じコップで飲みます。自然と手が伸びて、使いたくなるコップです。使ったことのある人だけが知っているコップの温かさ。割れないように大切に洗って竹ザルに入れたり、光が入るところに並べています。
今日の「円山生活の会」は、小谷真三先生の「コップをあいする会」。
おととい倉敷ガラスの工房から受け取ってきたばかりの箱。その箱を紐とくところから楽しみました。あえて、棚には並べませんでした。先生の手のぬくもりをそのままみなさんに感じてほしかったから。
新聞紙にくるまれた出来たてのコップを手に取り、広げてコップをかざす姿。満面の笑み。うれしそうなお顔、みなさんその時は、小さな子どもにもどったみたいにキラキラ輝いていました。素敵な笑顔をありがとう。
手仕事の美しいものを手元に置いて、毎日使う暮らしを大切に育んでほしいといつも思っています。心が動く手仕事のものには、あいする気持ちが宿るのです。気持ちが向くものは、そのものも気持ちを受け取ってくれるのです。棚の隅っこで手が伸びない器もあります。そういった器には、気持ちが向かなくなっているので、相手も自然と離れていくような感じにみえます。
今日、また出会った真三先生のコップ。この会に来て下さった方にだけの特別な販売会になりましたが、またご縁が生まれますように。今日参加してくださったみなさま、ありがとうございました。ゆうこさん、心がこもった桃のタルト、ありがとうございました。曹源寺の蓮の実を円山のTさんが届けてくれたお陰で、蓮の実を使ったお菓子も皆で味わうこともできました。
小谷真三先生がいつも「コップはわたしの命じゃな。命のコップ。」と言われているコップをみなさんに届けられることがまた出来て、うれしいうれしい夏の日でした。
よしえさん、いつも素敵な笑顔を逃さず写してくれてありがとう。ナイスですー。
みなさん、今日はドレスコードなかったはずですが、さわやか〜。
またマイコップ持参していただいて、「小谷真三先生とたのしむ会」ができたらうれしい人がふえるかなと思っています。
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夫とお酒をかわしならがの時間が終わった夜22時過ぎ、さっそくうれしいメールがもみえさんより届きました。
あきこ さま
今日は楽しい時間をありがとうございました。
アイスコーヒーのこと、お菓子のこと、氷のこと、そしてコップのこと。
本当にたくさんのことに触れることができて、
すごく自分が豊かになった気がします。
早速、氷を作り始め、可愛いコップを置く場所を作り、
ついでにキッチン小物のレイアウトもちょっぴり変えました。
何より円山生活の会の皆さんとまた一歩お近づきになれて
岡山での生活が一層また楽しいものになりつつあります。
仕事の仲間や避難者の仲間との絆も大切なのですが、
円山ステッチは素の自分に近づけるホームです。
お盆休みも関係なく仕事だったので、
今日はギューッと凝縮した贅沢な夏休みを過ごした気分です。
どうもありがとうございます。
小野哲平さんの器や円山マルシェが今から楽しみです。
それでは、残りの夏を楽しく元気に過ごせますよう。
もみえ
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みなさんのホームになれればと思っているので、うれしいわ。 あきこ