コップをあいする会

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            撮影・編集 / yoshie



朝おきたら、コップでお水を飲みます。そしてその次に酵素シロップをコップで飲みます。
朝ご飯のあとは豆乳を飲んで、午後は氷がカラカラ楽しいアイス珈琲を楽しみ、夜はお酒を同じコップで飲みます。自然と手が伸びて、使いたくなるコップです。使ったことのある人だけが知っているコップの温かさ。割れないように大切に洗って竹ザルに入れたり、光が入るところに並べています。

今日の「円山生活の会」は、小谷真三先生の「コップをあいする会」。
おととい倉敷ガラスの工房から受け取ってきたばかりの箱。その箱を紐とくところから楽しみました。あえて、棚には並べませんでした。先生の手のぬくもりをそのままみなさんに感じてほしかったから。

新聞紙にくるまれた出来たてのコップを手に取り、広げてコップをかざす姿。満面の笑み。うれしそうなお顔、みなさんその時は、小さな子どもにもどったみたいにキラキラ輝いていました。素敵な笑顔をありがとう。

手仕事の美しいものを手元に置いて、毎日使う暮らしを大切に育んでほしいといつも思っています。心が動く手仕事のものには、あいする気持ちが宿るのです。気持ちが向くものは、そのものも気持ちを受け取ってくれるのです。棚の隅っこで手が伸びない器もあります。そういった器には、気持ちが向かなくなっているので、相手も自然と離れていくような感じにみえます。

今日、また出会った真三先生のコップ。この会に来て下さった方にだけの特別な販売会になりましたが、またご縁が生まれますように。今日参加してくださったみなさま、ありがとうございました。ゆうこさん、心がこもった桃のタルト、ありがとうございました。曹源寺の蓮の実を円山のTさんが届けてくれたお陰で、蓮の実を使ったお菓子も皆で味わうこともできました。

小谷真三先生がいつも「コップはわたしの命じゃな。命のコップ。」と言われているコップをみなさんに届けられることがまた出来て、うれしいうれしい夏の日でした。

よしえさん、いつも素敵な笑顔を逃さず写してくれてありがとう。ナイスですー。
みなさん、今日はドレスコードなかったはずですが、さわやか〜。 

またマイコップ持参していただいて、「小谷真三先生とたのしむ会」ができたらうれしい人がふえるかなと思っています。


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夫とお酒をかわしならがの時間が終わった夜22時過ぎ、さっそくうれしいメールがもみえさんより届きました。

あきこ さま

今日は楽しい時間をありがとうございました。

アイスコーヒーのこと、お菓子のこと、氷のこと、そしてコップのこと。
本当にたくさんのことに触れることができて、
すごく自分が豊かになった気がします。

早速、氷を作り始め、可愛いコップを置く場所を作り、
ついでにキッチン小物のレイアウトもちょっぴり変えました。

何より円山生活の会の皆さんとまた一歩お近づきになれて
岡山での生活が一層また楽しいものになりつつあります。

仕事の仲間や避難者の仲間との絆も大切なのですが、
円山ステッチは素の自分に近づけるホームです。

お盆休みも関係なく仕事だったので、
今日はギューッと凝縮した贅沢な夏休みを過ごした気分です。
どうもありがとうございます。

小野哲平さんの器や円山マルシェが今から楽しみです。

それでは、残りの夏を楽しく元気に過ごせますよう。

もみえ

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みなさんのホームになれればと思っているので、うれしいわ。   あきこ








  
by higurashia | 2012-08-18 20:17 | gallery 円山ステッチ   | Comments(0)

「gallery円山ステッチ」、「円山生活の会」、「円山マルシェ」主宰。自然に囲まれた岡山の円山ステッチにて季節の声に耳を澄ませて本当の意味での豊かで癒される暮らしを提案しています。


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