思い出のおはぎ
2012年 03月 18日
今日はすっきりしないお天気でしたが、暖かでした。
わたしはいつもより少し早く起きて、おはぎを作りました。いつも母が作ってくれていたのをもらってばかりだったので、これからはわたしの番です。
小豆もこの際いっぺんにたくさん煮ました。「夜中にジャムを煮る」という平松洋子さんの本があったなぁと思いながら、夜中にあんこを煮るわたしもおもしろいかもと、楽しみながら。仕上がったら日付が変わっていました。今までお墓参りの時は、母がおはぎや稲荷寿司を作ってくれて、つくしの出るころは帰りに河原で食べたりもしました。そんな時の母は、いつにも増して自然体で草の上で脚を伸ばして少女のようでした。
今日は夫や娘たちも予定を合わせてくれて、家族みんなでお墓参りに行く事が出来ました。お墓にかわいい八重咲きのチューリップ、白いカーネーション、うちの桃の花、そして母の思い出のおはぎもお供えできて、母のふる里矢掛を後にしました。